整体をしますと、PTSDも一定の快復をしたりします。
何故でしょう?
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ひとつ、すべてに共通するからだの法則があります。
それは、
「精神的であろうと肉体的であろうと、衝撃(ストレス)があった場合、もともと弱い箇所に負担がかかり、そこが心身の障害を引き起こす」
という事実です。
肉体的なストレスということでは、たとえば打撲、事故、骨折などがあります。
一方精神的ストレスということではモラハラ、DV、ネグレクト、いじめ、戦争体験などがあります。
どちらも、弱い箇所に強く影響を与えます。
そうしますと、弱い箇所はより強くこわばります。
こわばるということは、硬く縮こまるということですから、縮こまった分、他を引っ張るわけです。
その、引っ張られた場所に、深刻な症状が顕れるということになるのです。
つまり弱い箇所は原因であり、引っ張られた場所は結果、つまり症状ということになります。
原因の場所と結果の場所は当然、離れています。
それが痛みであったり、だるさであったり、内臓の疾患であったり、不眠であったり、悪夢であったり、内実は問いません。
しかし、弱い箇所が弱くならなくなりますと、ストレスがあっても、さほど他を引っ張らなくなるのは自然の理です。
つまり、からだの構造バランスが整いますと弱い箇所が改善され、負担のかかり具合が減る、そういったことで、心身の障害も軽くなる、ということです。
精神的トラウマに心理的にアプローチすることは、これはやはり必要かと思います。
ただそれと同時に、からだのバランスを整えますと、なおよいでしょう。
横浜市戸塚区 整体 愉和 清水